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Monday, May 29, 2006

ハリー・キューウェル

 ボールを受ければ迷わずドリブル突破を試み、左足から強烈なシュートを放つ。超攻撃的なマインドを誇り、創造性も豊か。そのプレースタイルから、ハリー・キューウェルは“オズの魔法使い”と形容されている。
 1995-1996シーズンにプレミアリーグのリーズへ移籍したキューウェルは、欧州を舞台に華々しい活躍を披露してきた。17歳でプロデビュー。1999-2000シーズンには36試合で10ゴールをマークし、イングランド・プロサッカー選手協会による年間最優秀選手に選出された。2002-2003シーズンにはキャリアハイの14ゴールを奪い、リヴァプールへ移籍する。その後はケガに泣かされ思うようなプレーはできなかったが、2004-2005シーズンにはチャンピオンズリーグを制した。 オーストラリア代表としては、1999、2001、2003年と3度オセアニア最優秀選手に輝いている。しかし、キューウェルは代表でのキャリアにまったく満足していないだろう。ワールドカップ予選は1998、2002年大会ともにプレーオフで敗退。地元開催の2000年シドニー五輪は、ケガのために辞退を余儀なくされた。だからこそ、キューウェルは初めてのワールドカップ、大いに意気込んでいる。 予選は、ウルグアイとのプレーオフ2試合にしか出場しなかった。だが、本大会で不動のレギュラーに据えられることは確実だ。いや、オーストラリアの命運はキューウェルが握っていると言っても過言ではない。
 2003-2004シーズンにリヴァプールへ移籍したのち、キューウェルは慣れない右サイドで起用されたこと、そして度重なるケガにより、不本意なシーズンを過ごしてきた。だが、もう心配はいらない。リーズ時代、ヨーロッパの舞台でセンセーションを巻き起こした左サイドアタッカーは今シーズン、トップフォームを取り戻した。爆発力のあるスピード、鋭いステップ、高い得点力。国内リーグでの勢いそのまま、決戦の地へ乗り込んでくるだろう。 スーパースターとして大ブレイクする要素はそろっている。高い個人技、攻撃的な姿勢、華麗な動き、そして甘いマスク。キューウェルにとって、2006年ワールドカップドイツ大会はキャリアのハイライトになるかもしれない。

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