rtyuiopcv

Monday, May 29, 2006

マチエイ・ズラウスキ

 ポーランド代表のエースストライカーとして君臨するマチエイ・ズラウスキは、“マジック”の愛称で親しまれている。2005年夏、ポーランドのヴィスラ・クラコフからスコットランドのセルティックに入団。2005-2006シーズン序盤からレギュラーの座をつかみ、確かなテクニックと抜群の得点力でセルティックファンを虜(とりこ)にした。 ワールドカップドイツ大会予選では、高い決定力を見せ付けた。10試合すべてに出場し、ヨーロッパ5位タイの7得点をマーク。2004年10月13日のウェールズ戦では逆転弾、2005年3月30日の北アイルランド戦では86分に決勝点を奪うなどの活躍を披露し、ポーランドに2大会連続7度目のワールドカップ出場をもたらした。
 ズラウスキは180cm、74kgと、FWとしては小柄の部類だ。特に足が速いわけでもない。それにもかかわらず、ポーランド代表でもセルティックでもコンスタントに得点を積み重ねている理由は、ポジショニングが優れているからである。 セルティックでともにプレーする中村俊輔が「“マジック”は裏に抜けられるから」と信頼を置くように、ズラウスキはオフ・ザ・ボールの動きが秀でている。攻撃的MFがボールを持つと、ディフェンスのマークをかいくぐり、フリーでボールを受ける。サイドに流れてパスをもらい、そこから中央に切れ込むパターンも得意だ。日本代表の柳沢敦のようなタイプで、抜群の得点嗅覚(きゅうかく)を誇っている。
 ワールドカップ日韓大会ではグループリーグ3試合ともに先発したが、1度もゴールネットを揺らすことはできなかった。だが、エースとして臨むドイツの地で、同じ失敗は許されない。 右足、左足、頭と多彩な得点パターンを誇るストライカー。安定感と爆発力を兼ね備え、予測しづらい動きでDFを幻惑し、ファンに歓喜をもたらす。29歳になり、プレーの幅を広げた“マジック”ズラウスキ。ポーランドの頼れるFWは、ドイツでどんな魔法をかけるのか。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home